今回は旅する猫のもなちゃんと潮干狩りの穴場として密かな人気をほこる高松海岸をお散歩しながらアオヤギという貝をご紹介したいと思います
アオヤギという名前の由来
千葉県にある現在の市原市でたくさん採れた貝でその地名が青柳村だったことからそのままアオヤギという名前になったそうです
バカ貝
アオヤギは別名バカ貝とも言われており、
その名前の由来は様々です
⚫︎貝殻が薄いことから破家貝(バカガイ)と呼ばれるようになった
⚫︎いつも口を開けて舌を出しているように見えてバカっぽい貝からバカ貝となった
⚫︎一度にたくさん獲れるためバカみたいに多く獲れる貝からバカ貝となった
⚫︎高級貝のハマグリと間違えて喜んで食べる様からバカが喜ぶ貝という意味でバカ貝となった
⚫︎蓋を閉じて身を守るのが貝の特性なのに蓋を閉じずに陸に打ち上げられて鳥に食べられることからバカ貝となった
食べ方
定番のお寿司としてはもちろんのこと、
酢味噌和えや酒蒸し、バター炒め、卵とじ、天ぷらに炊き込みご飯など多種多様の食べ方が存在します
東京のご当地飯でもある深川飯は元々はアオヤギ丼だったと言われています
千葉県の郷土料理のなめろうをアオヤギで作るというお店やご家庭もあります
砂抜き方法
アオヤギは他のアサリやハマグリなどの貝類と違い塩水で吐き出させる方法や1晩おこうが砂は抜けきれません
茹でて菌を落としてから身を剥きます
茹でることで貝の口も開くので身を向きやすくなります
水を張ったボウルにアオヤギを入れ、優しく揉み洗いします
揉まれることで含んだ砂が出てきます
ボウルの底に砂がたまらなくなったら砂抜き終了です
大きなアオヤギはワタの部分に砂が溜まってますので黒いワタを取り除くといいです
こちらはTVでも紹介された砂抜き方法です
まずは塩と水で擬似海水を作ります
大きな入れ物にアオヤギを入れ、エアーポンプで空気を送り一晩おいておきます
獲ってきたアオヤギを育てるという感覚で吐き出した海水を替えながら砂が底にたまらなくなるまで空気を送り続けます
この方法だと新鮮なアオヤギをすぐ調理することができますので新鮮そのものです
エアーポンプのあるご家庭は遅くても2日ほど育てる感覚で貝を育てながら砂抜きを楽しむこともできます
高松海岸
今回潮干狩りでアオヤギを獲った場所が三重県三重郡川越町にある高松海岸というところです
無料の潮干狩り場で
名古屋からもアクセスがよく
新しく無料の駐車場も出来ておすすめです
桑名市からも近いここの海岸で獲れる貝は
桑名市の名物でもあるハマグリが獲れる他、
アサリやマテ貝やアオヤギなどたくさん獲れる穴場スポットです
無料の潮干狩りのポイントはヘドロに近い泥になっている場所も多数ありますがこちらの海岸は全くそのような環境ではなかったです
マテ貝を目的とする際は塩を持っていくと簡単に獲ることができます
↑駐車場はこちらにあります↑
↑もなちゃんが高松海岸をお散歩している動画があります↑
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